さらばアイロン

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アイロンという天敵

洗濯も面倒だが、アイロンをかけることが煩わしい。

月曜から金曜にかけて溜まっていくシャツに同じ作業を繰り返さすことを想像するだけで、ふつふつと怒りが込み上げてくる

最近はオフィスカジュアルも浸透してきたので「ラフな装いで仕事をすればいいのではないか!」との声も聞こえてきそうだが私の職場は異なる。

ワイシャツにネクタイ着用が、X世代のリーマン “X men” に定められた戦闘服で、クライアントに “仕事できる感” を漂わせなければならない。サイバーエージェントのようにキラキラしたITの職場ではないのだ

しかしながら、日々量産される “クローン・トルーパーズ” と戦う元気もないので、街のクリーニング屋さんに溜まったシャツを持参するわけだが、ワイシャツを手渡すためだけに、わざわざ仕事がオフの休日に駅前まで出かけたくない

普段から大した仕事をしていないが、休日は布団やソファーといったメディカルマシーンで、傷ついた心と体を癒したいのである。

トレードオフ

宅配クリーニングは自宅まで集荷に来てくれて便利ですよ!」との情報を聞いて、いろいろ調べてみたがダメだ。

往復送料がワイシャツ5枚分のクリーニング代と同じでは、”SKYキャッスル” の住民でもない私には厳しい。

将来富豪になれたら、宅配クリーニングではなく「一度着たものは捨ててしまいなさい」 とか言ってみたいものである。

もう一つの理由は、馴染みのない宅配クリーニング店によって、お気に入りの “鎌倉シャツ” の生地が傷むことが心配だ。

アイロンがけは煩わしいが、宅配はコスト・品質面で合わないので、やむを得ず休日にクリーニング店に足を運ばなければならないのが現状なのだ。

このつまらないジレンマから抜け出す方法はないものか!」と考えぬいた答えが、”ノンアイロンワイシャツ” である。

W&W (ウォッシュ・アンド・ウェア) 性” という指標をご存じだろうか。洗濯後のシワの残り具合を数値で表したものだ。

W&W性1.0級 (シワが残る) から5.0級 (シワカット率100%) まで設定されており、2.5級以上であればそのまま着用できると言われている。

1990年前半から市場にでてきた “形態安定加工シャツ” は、W&W性3.2級以上で約半分のシワをカットできる。完全なアイロンフリーではなかったが、洗濯後の乾燥速度と、防シワ性能に驚かされた。

実は「形態安定加工シャツで煩雑なアイロン生活と訣別するぞ!」と一心発起し、クローゼットのクローン・トルーパーズを置き換えたこともある

しかし、形態安定加工シャツは、ポリエステル繊維の比率が高まるため、綿100%と比べると肌触りや着心地が悪くなる

何より生地の光沢感がなくなるため、スーツの上着を脱いだ時にテンションが下がってしまうため、わずかの期間を経て綿のシャツに戻ってしまったのだ。

PALPA とNONIRON MAX

「綿の良さを維持しながら、防シワ加工のシャツはないものか…」と探し続け、ようやく見つけた商品が “鎌倉シャツ PALPA” である。

形状を安定させる芯部にポリエステルを使い、その周りにコットンを巻き付けた特殊構造の糸を使うことで、”綿100%のような肌触りのイージーケアシャツ” を作り上げたのだ。

W&W性も3.5級なので、”ほぼアイロンは不要で、気になる部分があれば、”パナソニックの衣類スチーマー” をあてれば良い。

「衣類スチーマーのようなお洒落アイテムを持っていないぞ!」と心の中で叫んだリーマンの皆さんご安心ください。

綿の良さを保ちながら、PLAPAのW&W性を超える4.0 (洗濯後にほぼシワがなくシワカット率90%) のシャツが、”洋服の青山 NON IRON MAX (ノンアイロンマックス)” だ。

W&W性3.5も4.0も大きな違いはないだろう」と思われるかもしれないが、洗濯・乾燥後のPALPAとNON IRON MAXを比べたときの防シワ (形態安定性) に驚くはずだ

綿100%でアイロンはおろか衣類スチーマーもいらいないこのシャツはとんでもない商品で、ガンダムの世界観で語ればまさに “ニュータイプ” と言える。

シャツ着用時の好みで普段はPALPA+衣類スチーマー、出張時はNON IRON MAXの二刀流などもいいだろう。
さらばアイロン&休日クリーニング」。素晴らしい生地を開発したユニチカ、日清紡に心から感謝申し上げる。

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